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いつも弊社ブログをご覧いただきありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

振り返ってみると、昨年、本ブログでは
•  デマンドレスポンスに関連するもう1つの標準-その5
•  OpenADRに関するおさらい
•  FERC Order 676-Gについて
•  FERCのDR評価レポート-その1 ~ その3
•  FERCのDR評価レポートを踏まえて-日本のDRの現状把握
•  PG&E、いよいよOpenADR2.0準拠の自動DR開始
•  PJMのDRプログラム-その1 ~ その3
•  KNX、日本上陸に向けての動き
•  Opowerの挑戦:行動型DR
•  DRはどこへ向かおうとしているのか? ~ その10
と、ほぼ一貫してデマンドレスポンスに関する話題をご提供してきました。

FERC Order 676-Gもデマンドレスポンス実行結果の計測と検証にまつわる米国の標準のお話ですので、唯一の例外は『KNX、日本上陸に向けての動き』でした。

KNX協会とは不思議な御縁があり、昨年10月、KNX National Group Japan設立に向けたKickoff Meetingに参加させていただきましたが、その当日のKNX協会会長Heinz Lux氏へのインタビュー記事が、インプレスSmartGridニューズレター2014年1月号に掲載されています。KNX設立までの経緯やKNXの機能範囲、最新のKNX動向、日本のECHONET Liteへの対応など、Lux会長に直接お聞きしました(不肖私がインタビュアーを務めさせていただきました)ので、もしKNXにもご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご覧ください。KNXが、ECHONETを駆逐するべく日本上陸を企てているわけではないということがお分かりいただけると思います。
家電機器本体やその制御用部品メーカーが海外に自社製品を輸出するにあたって、輸出先の国での家電・ビル設備制御の標準規格として、ヨーロッパ以外でも今後KNXが増えてくると思われますので、そのような企業の方々に興味をお持ちいただくべく、今年はKNXの情報提供にも力を入れようと思っています。

非定期更新ではありますが、デマンドレスポンス関連情報と併せて、最新の動向を本ブログでお届けしようと思っておりますので、引き続き本年もどうぞよろしくお願いいたします。

終わり