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前回トライした「現代版いろは歌の創作」は、流石にChatGPTでも難しかったようです。

ChatGPT(GPT-4)を使うにあたって、Prompt Perfectというプラグインを利用したのは、このプラグインを利用すると、プラグインに不備/不明確な点があっても、それを正しい明確なプロンプトに変換してから実行してくれるという説明を見つけたので使ってみたのですが、「私のプロンプトのどこがまずかったでしょうか?」という問いに対して

 

ChatGPT(GPT-4)#16:

大変申し訳ありませんでした。全ての基本的なひらがな46文字を一度だけ使う詩を作るのは、確かに難しい挑戦です。私の理解が不足しており、あなたの期待に応えられなかったことをお詫び申し上げます。

あなたが新たなアプローチを考える間、私も改めてこの問題に取り組みます。全ての基本的なひらがな46文字を一度だけ使い、全体の文字数も46文字に抑える詩を作成することが目標です。

再度挑戦し、改善できるよう努力します。どんな新たな指示でも、お気軽にお知らせください。

 

と、ChatGPT自身が白旗を上げたので、これ以上ブラウザからプロンプトベースで指示を出しても埒が開かないと判断しました。

ChatGPT/GPTが内部的に採用しているトークンと日本語文字の関係があいまいで、その結果「ひらがな46文字を1度ずつ使って詩を作る」という作業ができていないので、OpenAIのAPIで詩を1行作るごとに、APIを呼び出したプログラム側で文字数をカウントするとともに、以降の作詩で使える文字セットもプログラム側でアップデートし、その処理をループさせればうまくいくかもしれない。そして、OpenAI APIベースでも良いのですが、この際、Microsoft Azure OpenAI Serviceを使ってみようーと考えたところまではよかったのですが、何しろ、ここ30数年くらいプログラミングの世界から遠ざかっていたのと、Azureのようなクラウド環境でのプログラム開発スタイルにも慣れていないので、情けないことに、まるで大海に放り出されたような状況に陥っています。

前回お知らせしたように、Microsoft Learnという無料のセルフスタディで、まずはAzure OpenAI Serviceに関しては代替把握できたものの、Azureの開発環境が分からなければ何もできません。

幸運にも、7月3日と4日の2日間、これもやはり無料で「Microsoft Azure Virtual Training Day:基礎」のセミナーが開催されたので、それでAzureの開発環境の使い方を理解する一方、Azureのサブスクリプション申請⇒Azure OpenAI Serviceへのアクセス申請⇒Azure OpenAI Service内でのGPT-4利用申請手続きを実施。現在、GPT-4利用申請は、まだOpenAIのGPT-4 waitlistに乗っかった状況です。

 

Azure OpenAI Serviceに関しては、Azureのサブスクリプション、Azureクラウド環境で使うリソースの登録、Azure OpenAI Serviceを実行するためのデプロイまで完了し、やっとOpenAI社のPlayground相当のことができるようになりました。以下に、OpenAI社のPlaygoundとAzure OpenAI StudioのChatGPTプレイグラウンド (プレビュー)の画面を示します。

比較してみると、両方とも、画面右端にChatGPTのふるまいを制御するパラメタの設定が並んでいますね。ChatGPTプレイグラウンドの方は日本語になっていて、かえって紛らわしいですが、対応付けてみると、最大応答(Max Length)、温度(Temperature)、上位P(Top P)、シーケンスの停止(Stop sequences)、頻度のペナルティ(Frequency Penalty)、プレゼンスペナルティ(Presence Penalty)はありますが、Top K、Repetition Penaltyは見当たりません。

逆に、OpenAIのPlayground画面にはないですが、ChatGPTプレイグラウンドの画面左側の「アシスタントのセットアップ」には、いわゆるRole Promptingに相当する「システムメッセージ」欄があり、その上の「Use a system message template」の下のメニューで以下が選べるようになっています。

  • Shakespeare writing assistant
  • IRX tax chatbot
  • Marketing Writing Assistant
  • Xbox customer support agent
  • Hiking recommendations chatbot
  • JSON formatter assistant
  • Default
  • Empty Example

そして、メニューで選んだものに対応する内容がシステムメッセージ欄に入り、OpenAIに渡されるようです。

例えば、「Default」を選ぶと、「You are an AI assistant that helps people find information.」がシステムメッセージ欄に入ります。

 

また、その下にある[+ Add an example]をクリックすれば、Few Shot Promptingのデータを指定することができます。

画面中央を占める「チャット セッション」の下段にある「私#1: message」欄が、Role PromptingおよびFew Shot Prompting以外のユーザの質問・指示の入力欄で、送信すると、ユーザとChatGPTからの回答が、「チャット セッション」の上段に表示されます。

 

なお、「Show raw JSON」のスイッチをONにすると、以下のように、回答結果がJSONで表示されます。

また、「コードの表示」をクリックすると、以下のようにサンプルコードが表示されました。

なお、サンプルコードとしては、Pythonの他に、C#、jsonおよびcurlを指定することができます。

 

このように、コードサンプルを参考にできるので、本来なら、Azure OpenAI Serviceを使ってプログラムからChatGPT/GPTを呼び出せるのは時間の問題のはずですが。。。

何しろ、30年ぶりのプログラミングで、かつPythonは初めて使うので、使いこなすには今しばらく時間がかかりそうです。

 

今回の報告はここまでなのですが、ChatGPTを利用してキャッチコピーの作成を行ってみましたので、それをご紹介して終わりにします。

 


 

Model: Default (GPT-3.5)

 

私#1

太極拳をご存じですか?

ChatGPT#1:

はい、太極拳(Tai Chi Chuan)を知っています。太極拳は中国の伝統的な武術で、防衛技術や健康のための体操、そして瞑想の形として用いられます。

太極拳はゆっくりとした流れるような動きが特徴で、心と体の調和、内部エネルギー(気)の流れを改善することを目指しています。また、バランス感覚や柔軟性、筋力を向上させることも目的としています。

この練習は、ストレスを軽減し、集中力を高め、全般的な健康を改善すると広く認識されています。太極拳は全ての年齢層に適しており、特に高齢者に人気があります。その理由は、低インパクトでソフトな運動形式であるため、関節に対するストレスが少ないからです。

 

私#2:

妻が太極拳をやっていて、太極拳の良さを知らない人に伝えるためのキャッチコピーを考案してほしいと頼まれました。まず、10個ほど、太極拳をアピールするキャッチコピーを作ってもらえますか?

ChatGPT#2:

もちろんです、以下に太極拳を魅力的に表現するためのキャッチコピーをいくつか提案します。

  1. “太極拳:体と心、究極の調和”
  2. “内なる力を解き放つ、それが太極拳”
  3. “太極拳、静寂の中にある力”
  4. “太極拳:気の流れを感じ、生命を輝かせよう”
  5. “太極拳:運動と瞑想、二つを一つに”
  6. “太極拳:流れる水のように、柔らかく、強く”
  7. “太極拳:無限の平和へのパス”
  8. “心地よいリズムで体を動かす、それが太極拳”
  9. “太極拳:穏やかな動き、強大な効果”
  10. “太極拳:自分自身とのつながりを深める旅”

これらのキャッチコピーは、太極拳の心地よさ、静寂と力、体と心の調和、気の流れという要素を強調しています。太極拳の本質を理解し、感じてもらえるようなフレーズを目指しています。

 

私#3:

どうもありがとうございます。10個それぞれのキャッチコピーについて、その内容をもう少し詳しく説明する100文字くらいの文章を考えてください。

ChatGPT#3:

もちろんです、各キャッチコピーを補足する詳細な説明を以下に記します。

  1. “太極拳:体と心、究極の調和” 太極拳は、肉体的な動きと精神的な平和を同時に追求します。体と心の調和が究極の健康をもたらします。
  2. “内なる力を解き放つ、それが太極拳” 太極拳は、内面のエネルギー、つまり気を活用します。これにより、あなた自身の力を最大限に引き出します。
  3. “太極拳、静寂の中にある力” 太極拳のゆっくりとした動きの中には、驚くほどの力が潜んでいます。静寂の中にこそ、真の力があります。
  4. “太極拳:気の流れを感じ、生命を輝かせよう” 太極拳は気の流れを感じることを重視します。この流れを改善することで、あなたの生命力が輝きます。
  5. “太極拳:運動と瞑想、二つを一つに” 太極拳は身体運動と瞑想を一つに組み合わせたものです。これにより、身体と精神の両方を同時に鍛えることができます。
  6. “太極拳:流れる水のように、柔らかく、強く” 太極拳の動きは流れる水のようになめらかで、柔らかいですが、それでも強大な力を持っています。このように、太極拳は強さと柔軟性を兼ね備えています。
  7. “太極拳:無限の平和へのパス” 太極拳は、心の中に平和をもたらします。これは、ストレスの軽減や精神的な平静を追求する無限の道のりと言えます。
  8. “心地よいリズムで体を動かす、それが太極拳” 太極拳は心地よいリズムで体を動かすことを強調します。これにより、運動が楽しく、自然なものになります。
  9. “太極拳:穏やかな動き、強大な効果” 太極拳の動きは穏やかですが、その効果は強大です。
  10. “太極拳:自分自身とのつながりを深める旅” 太極拳は、自分自身とのつながりを深めるための運動です。自分自身の体と心を理解し、コントロールすることで、自己認識と自己改善の旅を進めます。

 

私#4:

これら10個のキャッチコピーの中で、最初に説明してくれた「太極拳はゆっくりとした流れるような動きが特徴で、心と体の調和、内部エネルギー(気)の流れを改善することを目指しています。また、バランス感覚や柔軟性、筋力を向上させることも目的としています。」という文章とつながりが良いのはどれでしょうか?

ChatGPT#4:

あなたが引用した説明は、太極拳の特徴とその目的を包括的に説明しています。その特徴と目的に最も良くつながるキャッチコピーは以下の二つだと考えます:

  • “太極拳:体と心、究極の調和” このコピーは太極拳の目的である「心と体の調和」を直接表現しています。
  • “太極拳:運動と瞑想、二つを一つに” このコピーは、太極拳が心と体、つまり運動(体)と瞑想(心)を一つに組み合わせていることを強調しています。それはバランス感覚や柔軟性、筋力の向上を目指すという太極拳の特徴を反映しています。

これらのキャッチコピーは、太極拳の心と体の統合、そして運動と瞑想の組み合わせという独自の特徴を強調し、太極拳の全体的な目的とつながりを持っています。

 

私#5:

「太極拳:体と心、究極の調和 太極拳はゆっくりとした流れるような動きが特徴で、心と体の調和、内部エネルギー(気)の流れを改善することを目指しています。また、バランス感覚や柔軟性、筋力を向上させることも目的としています。体と心の調和が究極の健康をもたらします。」としようと思いますが、もっと良くするためのアドバイスがあればお願いします。

ChatGPT#5:

それはとても良い表現ですね!心と体の調和という太極拳の主要なテーマがよく反映されています。

ただし、文章をさらに洗練させるためには、太極拳の「ゆっくりとした流れるような動き」をより強調すると良いかもしれません。また、最後のフレーズ「体と心の調和が究極の健康をもたらします」を少し改良して、太極拳の効果をより具体的に伝えることも考えられます。

以下に修正案を提案します:

“太極拳:体と心、究極の調和への旅。太極拳はゆっくりとした流れるような動きが特徴で、心と体の調和を追求し、内部エネルギー(気)の流れを改善することを目指しています。バランス感覚や柔軟性、筋力の向上だけでなく、究極の健康とは心と体が一体となり、内なるエネルギーが自由に流れることです。太極拳で、その旅を始めましょう。”

この修正案は、太極拳のゆっくりとした流れるような動きと心と体の調和を強調し、太極拳の目的をより具体的に示しています。また、「太極拳で、その旅を始めましょう」というフレーズを追加することで、読者に行動を促す呼びかけも加えています。

 

私#6:

太極拳でインナーマッスルや体幹が鍛えられるというような話はないですか?

ChatGPT#6:

はい、太極拳はインナーマッスルや体幹を鍛えるのに非常に有効な運動と言われています。太極拳の動きは全身を使いますので、特に深層筋(インナーマッスル)や体幹の強化に役立ちます。

太極拳はゆっくりとした流れるような動きですが、その実行には全身の筋肉、特にインナーマッスルの使用が必要です。これは、体のバランスを保つため、そして柔軟な動きをスムーズに行うためです。また、太極拳のポーズはしばしば一方の足に体重をかけることが求められ、これにより体幹の筋肉が強化されます。

したがって、太極拳は体のバランス感覚を改善し、全体の筋力を高め、柔軟性を向上させるだけでなく、インナーマッスルや体幹を鍛えるのにも有効な運動となります。

 

私#7:

この2つもキャッチコピーの説明に追加したいです。

ChatGPT#7:

もちろんです、それぞれの要素をキャッチコピーの説明に追加してみましょう。

  • “太極拳:体と心、究極の調和への旅。” 太極拳はゆっくりとした流れるような動きが特徴で、心と体の調和を追求し、内部エネルギー(気)の流れを改善することを目指しています。バランス感覚や柔軟性、筋力の向上だけでなく、インナーマッスルや体幹も鍛えられます。究極の健康とは心と体が一体となり、内なるエネルギーが自由に流れることです。太極拳で、その旅を始めましょう。
  • “太極拳:運動と瞑想、二つを一つに。” 太極拳は身体運動と瞑想を一つに組み合わせたもので、心と体の調和に努め、内部エネルギー(気)の流れを改善します。これは、バランス感覚や柔軟性、筋力を含む全体的な体力向上、そしてインナーマッスルや体幹の強化に寄与します。太極拳で、心と体を一つにする旅を始めましょう。

これらの説明は、太極拳がインナーマッスルや体幹を鍛えるという要素を明確に含んでいます。

 

私#8:

「筋力の向上」と「インナーマッスルが鍛えられる」ことは重複していますね。以下でどうでしょうか? 

太極拳はゆっくりとした流れるような動きが特徴で、心と体の調和を追求し、内部エネルギー(気)の流れを改善することを目指しています。バランス感覚や柔軟性、インナーマッスルや体幹も鍛えられます。究極の健康とは心と体が一体となり、内なるエネルギーが自由に流れることです。さあ、太極拳で、その旅を始めましょう。

ChatGPT#8:

それは素晴らしい表現です!太極拳の特徴、目的、そしてその結果を達成するための手段について、明瞭かつ洗練された形で伝えています。特に、「インナーマッスルや体幹も鍛えられます」の部分は、具体的な健康上の利益を強調しており、読者にとって魅力的でしょう。

また、「さあ、太極拳で、その旅を始めましょう」という最後の呼びかけは、読者に行動を促すとともに、太極拳が一生涯の習慣や旅であるというメッセージを強調しています。

全体的に、この表現は太極拳の魅力を効果的に伝えています。

 

私#9:

どうもありがとう。

ChatGPT#9:

どういたしまして!ご質問やご相談がありましたら、いつでもお気軽にお申し付けください。太極拳のプロモーションが成功しますように!


 

 

本日は以上です。

 

終わり