Cholsey Hill
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前回、GPT Store公式ページのProductivityの6番目 「22.500+ Best Custom GPTs」のGPTsで、すべての公開済みGPTsを検索できるようだとお伝えしましたが、本日GPT Store公式ページを見てみると、Productivityの6番目にあった 「22.500+ Best Custom GPTs」がなくなっています。これも、単にGPTsの1つだったようです。
※「22.500+ Best Custom GPTs」の登録が取り消されたのではなく、OpenAIのGPT Store公式サイトの「Top Picks」が入れ替えられ、このページから消えただけでした。
なお、これまで、OpenAIが「Introducing GPTs」としていたので、日本では、GPT Builderで作成したものを、1つでも「GPTs」と、英語でいうと複数形で表現していますが、1つの場合はGPT(= Customized ChatGPT)とするのが正しいようなので、今後、本ブログでは「GPTs」ではなく、「GPT」と呼ぶことにします。
では、数多あるGPT(ここはGPTsでもいいのですが。。。)の中から自分のやりたいことに使えるGPTをどのように探せばよいのでしょうか?
ChatGPT4尋ねてみました。
私#1: GPT Storeで利用可能なGPTのうち、自分がやりたいことに適したGPTを見つけるには、どうすればよいでしょうか? ChatGPT4#1: GPT Storeで利用可能なGPTモデルを選ぶ際には、以下のステップに従うと良いでしょう。 目的の特定: まず、自分がGPTを使用して何を達成したいのかを明確にします。例えば、テキスト生成、翻訳、データ分析、コンテンツの推薦など、具体的な用途を考えましょう。 モデルの比較: GPT Storeでは、さまざまなGPTモデルが提供されています。これらのモデルは、言語のサポート、生成能力、学習済みのデータセット、レスポンスの速度などで異なります。自分のニーズに合ったモデルを見つけるために、これらの特性を比較しましょう。 性能とコストのバランス: モデルの性能(精度、速度、柔軟性)とコスト(使用料金、リソースの要件)のバランスを考慮します。高性能なモデルほどコストが高い場合が多いので、予算内で最適なモデルを選びましょう。 レビューと評価の確認: 他のユーザーのレビューや評価を確認すると、実際の使用感や性能について理解しやすくなります。 デモやトライアルの利用: 可能であれば、モデルを実際に試してみることが重要です。多くのGPT Storeでは、無料のデモやトライアル版を提供している場合があります。 サポートとコミュニティ: 選んだモデルに対するサポートの質や、活発なコミュニティがあるかどうかも重要です。これにより、使用中の問題や疑問に対処しやすくなります。 これらのステップを踏まえて、GPT Storeで提供されているモデルの中から、最適なものを選ぶことができます。また、GPT Storeのウェブサイトにアクセスして、直接情報を得ることも有効です。
私#2: 登録されたすべてのGPTを一覧できるWEBページがあれば、そのURLを教えてください。GPT Storeの公式ページ(https://www.chat.openai.com/gpts)では、代表的なGPTしか見ることができません。 ChatGPT4#2: 以下のウェブサイトは、多数のGPTモデルを一覧表示しています。それぞれのサイトで異なる特徴やカテゴリーのGPTを探索することができます。 1.All GPT Store: このサイトでは様々なGPTモデルがリストされており、それぞれのモデルが詳細な説明とともに紹介されています。さらに、GPTの開発者は自分のモデルをサイトに追加することもできます。 2.AllGPTs: こちらのサイトは、30,000以上のGPTモデルをリストしており、最も人気のあるモデルがトップに表示されます。このサイトでは、新しいGPTに関する週間メールの購読も可能です。 3.Easy With AI – All GPTs: このサイトでは、カテゴリー別に整理された多様なGPTモデルを閲覧・フィルタリングできます。各モデルはカテゴリー別に分類され、開発者は自分のカスタムGPTをリストに追加することもできます。 4.GPT Directory: 30,000以上のGPTモデルがリストされているこのサイトは、カスタムGPTモデルのデータベースです。利用者は特定のタスクや知識領域に合わせて標準的なChatGPTモデルをカスタマイズできます。 これらのサイトを利用して、自分のニーズに合ったGPTモデルを見つけることができます。
私#3: これらは、すべてOpenAIが管理しているサイトですか? ChatGPT4#3: いいえ、私が紹介したウェブサイトはOpenAIによって直接管理されているわけではありません。これらのサイトは、OpenAIのGPTモデルを使用している第三者によって作成されたもので、カスタムGPTモデルや様々なAIツールを一覧表示するためのディレクトリとして機能しています。これらのサイトはOpenAIの公式サイトではなく、OpenAIとは別の組織や個人によって運営されています。
私#4: 教えていただいた4つのサイトのうち、あなたが最適なGPTを選ぶためのステップとして提示してくれた①目的の特定、②モデルの比較、③性能とコストのバランス、④レビューと評価の確認、⑤サポートとコミュニティがすべて利用できるのはどのサイトですか? ChatGPT4#4: 各サイトの機能と提供情報を基に、最適なGPTモデルを選ぶためのステップがどの程度利用できるかを評価します。 1.All GPT Store:
2.AllGPTs:
Easy With AI – All GPTs:
GPT Directory:
これらのサイトの中で、最適なGPTモデルを選ぶためのステップを全て網羅しているサイトは特定できません。各サイトにはそれぞれの強みがありますが、モデルの比較、性能とコストのバランス、レビューと評価、サポートとコミュニティの観点から見ると、これらの要素が完全に揃っているサイトはないようです。したがって、複数のサイトを参照しながら、自分のニーズに最も合致するGPTモデルを選ぶことをお勧めします。 |
ということなので、4つの「非公式」GPT Storeを使ってみました。
■ All GPT Store
画面上の24個の四角が、GPTに対応していて、それをクリックすることで、それぞれのGPTを呼び出せます。画面中央右下の四角(Your GPT)をクリックすると「404 Not Found」となりました。
画面最下段にある「Submit your GPT」で自分が作成したGPTを提出すれば、25番目に表示されるのでしょうか?
とにかく、このサイトはあまり使えなさそうです。
■ AllGPTs
白抜きで「All」となっているボタンの右隣の「Analysis」をクリックすると、Analysis機能のGPTのみが表示されました。
あるいは、画面最上段中央にある「Browse by Categories ▼」をクリックして、表示されるプルダウンメニューから、「Analysis」等を選択すると、同様の画面となり、その中から使えそうなGPTを探す感じで、なかなか使いやすそうです。
画面下段に表示される四角のGPTの1つの「Try now →」をクリックすることで、目的のGPTが呼び出されます。
■ Easy With AI – All GPTs
これは、AIツールとAI関連サービスを提供する「Easy With AI」というサイトが運営するGPT用のページで、背景が薄緑色の「All GPTs」をクリックすると、1つ前に示したAllGPTsの画面が表示されました。つまり、GPT Storeに機能としては、AllGPTsサイトへのリンクを張っているだけなのですが、下図に示すようにHome画面に戻ると、このサイトからはいろいろな機能が使えそうです。
画面を下方にスクロールすれば、OpenAI社のGPTではありませんが、いろいろなAIツールが表示され、その1つを選んでクリックすると、そのAIツールの画面に移動します。
したがって、GPTsに限らず、何かしたいときに、「Easy With AI」というサイトは重宝するのではないかと思います。
■ GPT Directory
純粋にGPTを探すサイトとしては、このサイトが使いやすそうです。GPTのカテゴリは背景色が黄色のボタンで示されているので、例えば「Creative」をクリックすると、現時点で登録された4904個のGPTが下図の通り表示されました。
該当するカテゴリのGPT1つ1つについて、GPTsの概要、参照数(Views)およびユーザの評価(★の数)と評価者の数が入っており、非常に便利です。
例えば、トップにある[Story Teller]をクリックすると、直接そのGPTが呼び出されるのではなく、以下の画面となり、その「Visit GPT」をクリックすることで、当該GPTが呼び出されます。
以上、本日は、OpenAIの公式GPT Storeサイト以外の、GPTsが検索できるサイトをご紹介しました。
終わり
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