Sheep, Nower Farm
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前回は、「人民の人民による人民のための政治」ではないですが、「1-bit LLM」について、他の先輩LLMに尋ね、また、その回答内容について他のLLMに評価させることで、「生成AIの生成AIによる生成AIのためのハルシネーションの検証」を行いました。
今回は、生成AIにおけるハルシネーションの問題と、前回採用した検証方法がどれほどハルシネーションの検証に対して有効かをChatGPTに尋ねてみました。
私: 生成AIにはハルシネーションは不可避なものでしょうか? ChatGPT: AIが生成する情報における「ハルシネーション」とは、存在しない事実やデータを生成する行為を指します。この問題は、AIが完全に正確な情報のみを生成することを目指しても、避けられない側面があります。これは、主に以下の理由によるものです。
AI開発者は、これらのハルシネーションを減らすために多くの努力をしています。たとえば、より正確でバランスの取れたデータセットを使用する、モデルの透明性と説明可能性を高める、文脈や事実の確認を行うための追加的なメカニズムを組み込むなどの方法があります。しかし、現在の技術レベルでは、ハルシネーションを完全に排除することは非常に困難であり、AIの使用においてこれを理解し、適切に管理することが重要です。
私: 生成AIはいろいろな用途で利用できると思いますが、用途によって(例えば、創造的な文章を作る場合)は、ハルシネーションが問題ではないケースがあると思います。生成AIの主な用途と、それぞれの用途でハルシネーションが問題となるかどうかを表にまとめてもらえますか? ChatGPT: 以下の表に、生成AIの主な用途と、それぞれの用途でハルシネーションが問題となるかどうかをまとめました。
この表からわかるように、創造的な内容の生成やゲームのシナリオ生成など、創造性が求められる用途ではハルシネーションが必ずしも問題とならないことがあります。逆に、事実に基づく正確性が重要なニュース記事の生成や医療診断支援、法律文書の生成などでは、ハルシネーションは重大な問題となり得ます。それ以外の用途では、使用する状況やコンテキストによってハルシネーションが問題となるかが変わってきます。
私: 「状況による」というのは、どういうことか、「教育資料の作成」、「言語翻訳」、「個人向け推薦システム」、「顧客サービスの自動応答」それぞれについて、例で示してください。 ChatGPT: 「状況による」というのは、AIが生成する情報の使用目的やコンテキストに応じて、ハルシネーション(つまり、誤った情報や存在しない事実の生成)が問題となるかどうかが異なることを意味します。以下に具体例を挙げて説明します。 教育資料の作成
言語翻訳
個人向け推薦システム
顧客サービスの自動応答
これらの例から、AIによるハルシネーションが、目的、文脈、または影響の受け方によって、問題となるかどうかが変わってくる
私: 私自身は、いろいろな分野の情報検索にうまく利用できないかと考えていますが、これも「問題となる」という分類になるでしょうね? ChatGPT: 情報検索の用途で生成AIを利用する場合、その精度や信頼性が非常に重要になります。情報が正確である必要がある状況では、AIのハルシネーションや誤情報が問題となる可能性があります。例えば、学術研究、健康に関する情報、または金融投資に関するアドバイスなど、正確な情報が不可欠な分野でAIを用いる場合、誤情報が深刻な影響を及ぼす可能性があります。 一方で、情報検索の用途が探索的であり、さまざまな視点やアイデアのインスピレーションを求める場合には、AIによる情報の提供が有用である場合もあります。たとえば、新しい趣味の探索や、初期段階の研究で広範なトピックについてのアイデアを集める場合などです。こうした状況では、AIの提供する情報の多様性や創造性が価値をもたらすことがあります。 したがって、情報検索におけるAIの利用は、「問題となる」かどうかを一概に言えるものではなく、利用する目的やコンテキストによって異なります。重要なのは、AIが提供する情報の信頼性や精度を適切に評価し、必要に応じて追加の確認作業を行うことです。AIを情報検索ツールとして利用する場合は、その限界を理解し、慎重に情報を取り扱う必要があります。
私: なるほど。「問題となる」に分類された、「ニュース記事やレポートの自動生成」、「医療診断の支援」、「法律文書の自動生成」、「データ分析報告」に関しても、問題とならない場合もあるのではないでしょうか? ChatGPT: 確かに、「ニュース記事やレポートの自動生成」、「医療診断の支援」、「法律文書の自動生成」、「データ分析報告」といった分野においても、特定の条件下や適用の仕方によっては、AIのハルシネーションや誤情報が問題とならない、あるいはリスクを最小限に抑えることが可能です。以下に、それぞれのケースで問題とならない可能性がある状況の例を挙げます。 ニュース記事やレポートの自動生成
医療診断の支援
法律文書の自動生成
データ分析報告
これらの例では、AIが生成する情報や提案が最終的な製品や判断の直接的な源泉となるのではなく、あくまでプロセスを効率化するための補助的な役割を果たすことが共通しています。つまり、AIの利用価値を最大化しつつ、その限界やリスクを管理するためには、人間による監視、レビュー、および最終的な判断が不可欠となります。
私: 「問題とならない場合が多い」に分類された用途の「創造的な文章の作成(物語、詩など)」や「ゲームのシナリオ生成」にしても、同様に「人間による監視、レビュー、および最終的な判断が不可欠」ではないでしょうか?つまり、用途によって、ハルシネーションが与える影響の程度は異なるけれでも、どのような用途で生成AIを使う場合も、最終的には、生成AIを使う人間側の判断が不可欠ということですね。 ChatGPT: その通りです。生成AIが「問題とならない場合が多い」と分類される用途であっても、人間による監視、レビュー、および最終的な判断は非常に重要です。たとえ創造性が求められる「創造的な文章の作成(物語、詩など)」や「ゲームのシナリオ生成」のような用途であっても、以下のような理由から人間の介入が必要です。
これらの理由から、どのような用途であっても、生成AIを使用する際には人間による監睖、レビュー、および最終的な判断が不可欠となります。AIの能力を最大限に活用しつつ、その限界やリスクを適切に管理するためには、人間とAIとの協働が重要です。生成AIの進化に伴い、その活用範囲が広がる中で、AIと人間との関係をどのように構築し、バランスを取るかが、ますます重要な課題となっています。
私: 「人間による監睖、レビュー、および最終的な判断」ではなく、別の複数の生成AIに監睖、レビューを行わせ、その結果を人間が基本的には多数決の原理で最終的な判断を下すということで、問題はありますか? ChatGPT: 複数の生成AIによる監査やレビューを行い、その結果に基づいて人間が最終的な判断を下すアプローチは、特定のコンテキストや用途で有効な方法となる可能性があります。この方法には、以下のような利点と潜在的な問題が考えられます。 利点
潜在的な問題
結論 複数の生成AIによる監査やレビュー後に人間が多数決の原理で最終的な判断を下すアプローチは、初歩的なエラーチェックや大量データの処理など、特定のシナリオでは有効かもしれません。しかし、最終的な品質保証や複雑な判断が求められる場合には、人間による詳細なレビューと判断が引き続き重要です。AIの使用においては、その限界を理解し、AIの出力に対する盲目的な信頼を避けるためにも、人間とAIの協働のバランスを見つけることが鍵となります。
私: 追加で確認です。 ChatGPT:
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本日の結論として、生成AIのあらゆる用途でハルシネーションは起こりうるけれども、他の生成AIにより生成AIの回答をチェックさせることで「初歩的なエラーチェックや大量データの処理など、特定のシナリオでは有効」かもしれない。けれども、「最終的な品質保証や複雑な判断が求められる場合には、人間による詳細なレビューと判断が引き続き重要」ということでした。
現状では、情報検索に生成AIを使う場合、ハルシネーションが多いけれども提供してくれる情報量が多いGeminiを使って、1次スクリーニングを行い、その結果をChatGPT、Claude3、Copilotで検証(2次スクリーニング)して、それらをまとめた結果に対して自分で「Google検索」で?確認するという手順が良いのではないかと思っています。
今回は以上です。
終わり